
間欠的な咳を主訴に当院来院
胸部X-ray・US検査により右肺後葉の孤立性腫瘍を確認



飼い主様と相談の上、治療オプションの中から最短での肺葉切除を選択


腫瘍を切除後ドレーンを設置
術後X-ray



病理組織検査の結果『肺腺癌』
脈管浸潤橡を認めず、完全切除との判定であった。
間欠的な咳を主訴に当院来院
胸部X-ray・US検査により右肺後葉の孤立性腫瘍を確認
飼い主様と相談の上、治療オプションの中から最短での肺葉切除を選択
腫瘍を切除後ドレーンを設置
術後X-ray
病理組織検査の結果『肺腺癌』
脈管浸潤橡を認めず、完全切除との判定であった。
慢性的な下痢を主訴に来院
直検にて直腸内にポリープを触知
下痢はステロイド投薬により改善したが、クッシング様症状が見られたため、
大腸内視鏡を行い、粘膜プルスルーにより切除
直腸内に広範にポリープが存在。
ポリープの広がりを確認し、末端で切除
術後しぶり等の症状は改善。
歯肉炎、口臭を主訴に本院来院
左下顎に腫瘍を確認し、切開生検にて悪性黒色腫(メラノーマ)と診断
リンパ節転移、遠隔転移所見を認めなかったため
左下顎犬歯後方から顎関節までの切除、下顎リンパ節の廓清をおこなった。
術後1日で自力摂食可能。
切除後の病理診断にてマージンフリー、リンパ節への浸潤は認められなかったため、現在も良好な経過をたどっている。
2ヶ月程前に起立不能になったとの主訴で本院初診。
血液検査、X線撮影、腹部超音波検査により、肝臓外側左葉に10cm大の腫瘤が確認された。
CT撮影により腫瘍の部位の確定、大血管の巻き込み等を確認し、切除可能と判断されたため、外科切除を行った。
摘出された腫瘍の病理組織検査結果は中心部に出血・壊死を含む肝細胞腺腫、完全に切除されているため良好な予後が期待されるとのこと。
症例は経過良好のため術後3日で退院、オーナー様から現在は以前より元気になったとの報告あり。