case
治療例

当院での治療例/整形外科

case.01前十字靭帯断裂に対しTPLOを適応したケース

突然、片足を上げて歩くようになったとの主訴で来院

術前計画をたて、手術を行いました

手術後のX-ray

case.02膝蓋骨内方脱臼(パテラ)+前十字靭帯損傷への手術

1歳齢トイプードル 避妊メス

6ヶ月前からの左後肢跛行を主訴に当院初診
院内でも跛行しており、NSAIDsに反応しなかった
左後肢:膝蓋骨内方脱臼(以下MPL)G4
右後肢:MPL G3 (症状なし)
ドロワーサインやCrTTなどは陰性であったが、顕著な跛行が見られるため、手術にて整復を行なった。

内側の縫工筋をリリースし、滑車溝の造溝を行なった造溝はブロック型にて行い、十分な高低差が得られた。
また関節包は縫縮して再建した

その後脛骨粗面の転移を行い、前十字靭帯の部分的な損傷を認めたため、粗面転移に使用したKワイヤーを利用してラテラルスーチャーを設置した。

術後1週間の歩行状態

case.03前十字靭帯断裂と半月板損傷を整復した症例


前十字靭帯断裂に対しTPLOにて治療し、同時に損傷した半月板の整復をしました。

case.04骨盤骨折(腸骨骨折)

段差で怪我をしたとの主訴で来院されたパピヨンさん

交通事故ではなく、落下した際の詳細は不明とのこと。

X-ray撮影にて骨盤の腸骨が骨折してしまっていましたので、整復しました。

骨盤骨折(腸骨骨折)では排便障害などの症状が出ることがあり、可能な限り整復する必要がありま
す。

視野のX-ray写真は別の症例ですが、整復することにより、整復したケースでは骨盤狭窄等もなく、
元気にしております。

case.05パテラ(膝蓋骨内方脱臼)整復および前十字靭帯断裂の症例

パテラ(膝蓋骨内方脱臼)整復および前十字靭帯断裂の症例
膝蓋骨内方脱臼のため造溝

TPLO(脛骨高平部水平骨切り術)によりTPA補正

膝蓋骨内方脱臼に併発した前十字靭帯断裂は経験することが多く、歩行困難になるケースが大半
です。
TPLOと同時に膝蓋骨内方脱臼の整復を行い、元気になってくれました。

case.06若齢犬の橈尺骨骨折

3ヶ月齢の仔犬
橈尺骨骨折

高いところから落下してしまい、左前肢の橈骨と尺骨を骨折してしまいました。

小型犬用のプレートを所有していたため、すぐに手術を行うことができました。
とても小さな骨でしたが、なんとか整復することができました。

術後すぐに走り回るほど、元気いっぱいでした。
無理をして再骨折しないように、少しの間安静にしてもらい、無事に退院しました。

仔犬さんは不意に高いところから落下してしまうことが多いと感じます。
みなさま高所落下にご注意ください!

case.07前十字靭帯断裂に対しTPLOを適応した一例

後肢の跛行を主訴にセカンドオピニオンで来院
触診、X-ray検査にて前十字靭帯断裂が濃厚と診断。
オーナー様と相談し、術式をTPLOとした。

術前X-ray
術後X-ray

術後3日

術後7日

術後は順調に回復し、現在では跛行が発生する以前と同等の運動が可能となった。

case.08前十字靭帯断裂へのTPLO

突然の跛行を主訴に来院
X-ray撮影、触診により前十字靭帯断裂と診断
年齢、体重を考慮しTPLOによる整復を選択した。

術前X-ray
術後X-ray

TPA6°まで修正され、負重、歩行が可能になった。
術後3日

case.09頚椎ヘルニアの治療例

突然の起立不能、四肢麻痺を主訴にご来院。
ご来院時、姿勢反応が消失していました。

MRI撮影により、第3、第4頚椎間において圧迫所見を認めました。

腹側アプローチから、椎間板物質を除去

術後7日
フラつきながらも起立の維持が可能となりました。

術後10日
歩行が可能となりました。
現在では違和感なく歩行しております。

case.010ドッグランにて右橈尺骨の骨折

イタリアングレイハウンド
3歳齢
術前X-ray
術後X-ray

術後2日

case.011椎間板ヘルニアG5の外科手術

ミニチュアダックスフンド
5歳齢

歩行不能を主訴に本院来院

来院時、両後肢の深部痛覚消失を認めたため、
椎間板ヘルニアグレード5と診断し、画像診断センターにてMRIの撮影を行った。

第3~4腰椎間の椎間腔が狭小化しており左側からの圧迫を認めたため片側椎弓切除術を行った。

術後20日
ふらつきは残るが順調に回復しており、自力歩行が可能となった。

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