6ヶ月前からの左後肢跛行を主訴に当院初診
院内でも跛行しており、NSAIDsに反応しなかった
左後肢:膝蓋骨内方脱臼(以下MPL)G4
右後肢:MPL G3 (症状なし)
ドロワーサインやCrTTなどは陰性であったが、顕著な跛行が見られるため、手術にて整復を行なった。
内側の縫工筋をリリースし、滑車溝の造溝を行なった造溝はブロック型にて行い、十分な高低差が得られた。
また関節包は縫縮して再建した
その後脛骨粗面の転移を行い、前十字靭帯の部分的な損傷を認めたため、粗面転移に使用したKワイヤーを利用してラテラルスーチャーを設置した。
術後1週間の歩行状態