case
治療例

軟部外科

リンパ管拡張症およびリンパ球形質細胞性腸炎

11歳齢のT.プードル 避妊雌

2ヶ月前からの嘔吐、下痢、神経症状を主訴に本院初診。

血液検査にて白血球の上昇、低タンパク血漿、腹部超音波にて重度の腹水貯留・十二指腸~空回腸領域にリンパ管拡張と思われる所見を認めた。

また、腹水は漏出液であり、UPC正常範囲内であったため内視鏡による十二指腸の生検を選択した。

生検の結果、病理組織診断は中度~重度のリンパ管拡張症、リンパ球形質細胞性腸炎であった。

病理組織診断から内科治療および食事の変更を行い、消化器症状の消失、血漿蛋白の上昇を認め、現在も良好な経過を辿っている。

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